索引・用語集・略語集
EasyLaTeX では、glossaries の no-index モードで外部コマンドなしに用語集と略語集を作れます。索引には手動の項目と自動のページ参照を組み合わせます。主ファイルに例を置き、LuaLaTeX を選んでプラットフォームでコンパイルします。
用語と略語を初期化する
プリアンブルに次を追加します。\makenoidxglossaries を使うため、別の索引プログラムやプラットフォームのビルド設定変更は不要です。
\usepackage[acronym]{glossaries}
\makenoidxglossaries
\newglossaryentry{typesetting}{
name={組版},
sort={typesetting},
description={文字・数式・図形の視覚的な配置を整えること}
}
\newacronym{pdf}{PDF}{Portable Document Format}
本文で項目を使う
\gls で参照します。略語は通常、初回に正式名称と略称、以降に略称を表示します。索引で参照したい位置にラベルを置きます。
\gls{typesetting}\label{term:typesetting}
結果の公開形式は \gls{pdf}.
用語集と略語集を出力する
\printnoidxglossary
\printnoidxglossary[type=\acronymtype]
定義しただけでは本文で使用したことになりません。空の場合は対応する \gls があるか確認します。
索引を作る
項目と並び順は手動で管理し、\pageref がページ番号を更新します。日本語の読み順も自分で整えます。この方法は本文から全キーワードを自動収集するものではありません。
\begin{theindex}
\item 組版, \pageref{term:typesetting}
\end{theindex}
長い索引はテンプレートの規則に従います。既存の用語集がある場合は、その定義と出力コマンドを使います。本ページの完全な例は空のプロジェクトで練習できます。
プラットフォームで結果を確認する
保存してコンパイルし、全処理の終了後に項目・初回の展開・索引のページ番号を確認します。?? が出たらラベルと最初のログエラーを調べます。必要な繰り返しはプラットフォームが処理します。
よくある問題
一覧が空になる
定義名と \gls{...}、本文内の出力コマンド、今回の処理結果を確認します。
略語の表記が揃わない
定義は1回にし、本文では \gls や \Gls を使います。正式名称と略称を手入力で混在させないでください。
テンプレートに用語集がある
既存の定義・本文の参照・一覧の出力位置を確認します。同名の項目を重複定義しないでください。空のプロジェクトで完全な例と比較すると、テンプレート設定と項目の使い方を切り分けられます。
完全な例
\documentclass[a4paper,12pt]{ltjsarticle}
\usepackage[acronym]{glossaries}
\makenoidxglossaries
\newglossaryentry{typesetting}{
name={組版},
sort={typesetting},
description={文字・数式・図形の視覚的な配置を整えること}
}
\newacronym{pdf}{PDF}{Portable Document Format}
\begin{document}
\section{索引の例}
\gls{typesetting}\label{term:typesetting}
結果の公開形式は \gls{pdf}.
\printnoidxglossary
\printnoidxglossary[type=\acronymtype]
\begin{theindex}
\item 組版, \pageref{term:typesetting}
\end{theindex}
\end{document}