章・節と目次
\section や \subsection で本文を構成し、\tableofcontents で目次を自動生成します。見出し・番号・目次項目は文書クラスが管理するため、内容を移動しても手動で番号を直す必要はありません。
EasyLaTeX のコンパイラー設定:LuaLaTeX + ltjsarticle。ltjsarticle は \section から \subsubsection に対応します。\chapter が必要なら ltjsreport または ltjsbook を選びます。目次の更新に必要な繰り返しはプラットフォームが処理します。
見出しの階層を作る
階層の順に見出しコマンドを使います。番号と目次の字下げは文書クラスで決まります。
\section{方法}
\subsection{データの出典}
\subsubsection{サンプルの選定}
ltjsreport や ltjsbook では、\section の上に次の階層を使えます。
\chapter{研究の背景}
\section から直接 \subsubsection に進むなど、階層を飛ばすと目次が読みにくくなります。
目次を生成する
本文中の目次を表示したい位置に \tableofcontents を置きます。
\begin{document}
\maketitle
\tableofcontents
\section{はじめに}
...
\end{document}
目次は見出しから生成されます。変更後は EasyLaTeX でコンパイルし、全処理の完了を待ちます。必要な繰り返しはプラットフォームが行います。ページ番号が直らなければ、主ファイル、本文内の見出し、ログのエラーを確認します。
番号なしの見出しを目次に載せる
星付きの見出しは番号が付かず、目次にも自動追加されません。
\section*{謝辞}
\addcontentsline{toc}{section}{謝辞}
toc は目次ファイル、section は項目の階層を指定します。ltjsbook で番号なしの章を追加する場合、第2引数を chapter にします。
概要と付録
概要には文書クラスが提供する環境を使います。\appendix 以降の見出しはアルファベットで番号付けされます。
\begin{abstract}
ここに概要を書きます。
\end{abstract}
\appendix
\section{質問票}
付録の見出しも目次に載ります。「付録 A」を見出しに手入力すると番号が重複するため避けてください。
目次の深さを設定する
カウンター tocdepth で表示する階層を指定します。
\setcounter{tocdepth}{2}
よく使う値は 1(節まで)と 2(小節まで)です。目次が長すぎる場合は、文字を小さくする前に表示する深さを調整しましょう。
よくある問題
目次が空、またはページ番号が古い
目次は見出しから生成されます。変更後は EasyLaTeX でコンパイルし、全処理の完了を待ちます。必要な繰り返しはプラットフォームが行います。ページ番号が直らなければ、主ファイル、本文内の見出し、ログのエラーを確認します。
見出しが長すぎる
角括弧で短い目次用の表記を指定します。
\section[実験設定]{複雑な実験条件でのパラメーター設定と校正方法}
章のコマンドが未定義になる
ltjsarticle には \chapter がありません。文書の種類に合わせて ltjsreport や ltjsbook に変更し、章見出しを手作業で代用しないでください。
完全な例
\documentclass[a4paper,12pt]{ltjsarticle}
\usepackage[colorlinks=true,linkcolor=blue]{hyperref}
\setcounter{tocdepth}{2}
\title{章・節と目次の例}
\author{著者}
\date{\today}
\begin{document}
\maketitle
\begin{abstract}
目次・番号なしの謝辞・付録を含む最小例です。
\end{abstract}
\tableofcontents
\section{はじめに}
研究課題を説明します。
\subsection{本稿の貢献}
本稿の貢献を示します。
\section*{謝辞}
\addcontentsline{toc}{section}{謝辞}
\appendix
\section{補足資料}
付録の内容です。
\end{document}